ドライアイ用の点眼薬を入手し、これはまさしく便利であると使いまくり始めた私ですが、実は自分の目がかなりの状態である事に気づいていませんでした。
そうです、ほどなくして、この目薬すらもあまり効き目の無い事になってきていました。
痛みはあまりないものの、やはり乾いているような感覚は早く訪れるのです。
しばらくもっていたのに、またもや20分おきに目薬をさすようになりました。
同僚もさすがに心配したのか「なんだか、変じゃない?」というようになり、上司はもしかするとエアコンのせいかもしれないと言って私をエアコンのそばから離してくれました。
みんなの好意のおかげで、目の乾きは前ほどではないのですが、それでも目がかゆいような痛いような感覚は続くのです。
さすがにみんなに席を代わってもらったりした手前、ひどい状態を話せず、隠れて点眼する状態が続きました。
そんなある日、秘書課の先輩に、私が点眼薬を給湯室でさしているのを見つけられてしまいました。
その先輩は自分もドライアイなのだと言い、「早く病院へ行きなさい。」と言ってくれました。
ドライアイで病院へ行く事をここで初めて考え始めました。