ドライアイで本当の病気になるかという前に、実際にドライアイ自体が本当の病気なのですが、更におそろしい病気を呼び込むことがあります。
常習性角膜上皮剥離というのがそれで、ドライアイが進行すると、目の表面の角膜がはがれてくるものです。
こうなると、痛みは半端なものではなく、目を開けてはいられないでしょう。
この病気の恐ろしい所は、再発の可能性があるという事で、普通のドライアイでは失明などはないと言われますが、こういった状態になると、手術が必要になる事もあります。
進行すれば角膜上皮剥離が待っています。
こうした、重度の病気になる前に、きちんとした治療を受ける事が必要となります。
ここまでひどくなるには、悪条件がかなり重なっていた事が考えられます。
乾燥と目の長時間使用が考えられますが、半端な乾燥の度合いではないと考えられますので、冬には湿度調整をするなどの工夫を考えたいものです。
自分で気付き辛いだけに、普段から目を気にする生活が必要です。